CAINZ DIY Square

DIYレシピ

toshihidemori
2025/04/07 22:53

ステンシルペイント施工手順補足です。

■材料

カインズで購入できますホワイトウッドを組み合わせたコミックジャストサイズ本箱です。

ステンシルシートは、いろいろと調べましたが、なかなか良いものが手に入りにくいので、中国系の通販サイトを2社使いました。

 

■作り方

様々な試みをして、ほぼ失敗のない立体的なペイントができるようになりました。

 

ステンシルシートをどのようにして上手く木材に密着させるか様々なパターンを試した上で、前回のまとめに追加事項を投稿させていただきます。

 

①ステンシルシートに木工ボンドを薄めたものを全体に塗り、あらかじめ決めた位置に乗せます。


②ステンシルシートの開口部に、はみ出た木工ボンドを吸い取るために、ハンカチのような薄い布を敷き、その上にシートが木材に密着するように平らな重しを置きます。木工ボンドが接着剤の働きをしますので、前回記載しました補助のマスキングテープは不要として良いと思いました。薄めた木工ボンドで必要な強度を持って止まります。


③約15分そのままの状態で待ちます。


④ステンシル専用「アクリルペイント」を良くかき混ぜて粘り気がでてくれば、上から下への動きで「ステンシル専用筆」を使って塗料を落とし込んでいきます。


⑤早くシートを外したい気持ちを抑えて、5~10分待ってシートをそっと上に持ち上げてください。

 

これだけを確実に実行していただければ、どんなに複雑なステンシルでも、自信を持ってチャレンジしていただけると思います。必ず、上手くできると思います。

次回は、2色、3色といった色違いのものを作っていくつもりです。

 

木工ボンドは乾けば、透明になります。

木材のベースペイントがチョークペイントならば、中に染み込んでいくために乾いた木工ボンドのテカリは出ません。
また、水性アクリルペイントでも同様にテカリはほとんど出ません。
油性ペイントには、木工ボンドで密着させるには少し難しいように思えました。木工ボンドを弾くみたいです。

 

■工夫ポイント

アイキャッチ画像は、現在進めていますコミック専用のブックシェルフシリーズです。

「呪術廻戦」と「鬼滅の刃」は同じサイズですので対応可能です。

フィギュアも置けるスペース台を作りました。

 

若い人に教えてもらったのですが、最近は携帯のマンガがひと回り大きい大判サイズのコミックとして販売されているそうです。

今後、対応していくために、一冊借りました。

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9 件の返信 (新着順)
しょうしん
2025/04/30 20:27

立体的なステンシルに興味津々です。
情報ありがとうございます😊


toshihidemori
2025/04/30 22:22

ありがとうございます。
実はこれがまだ完成形とは言えません。
立体感を何とか短時間で出せる方法を考えているところです。

現在の施工方法では、
ステンシルシートを木工ボンドを薄めた液で固定しますが、
この木工ボンドを薄めた水分が完全に木材に吸収されてステンシルシートの面に水分が残らないようになるまで待ってから塗料を落とし込むことが必要になってきます。
一晩待てば、完璧な状態に仕上がりますことまではわかっています。

しかし、【親子DIY木工教室】で楽しんでもらうためには、最高で2時間で完結する必要があります。

ミッチャクロンとか貼ってはがせるスプレーなどの速乾のものを使って現在は研究中です。
いかにして木材の細かな繊維に入り込んで塗料がシート裏に染み出すのを防ぐかが一番の課題です。

チコリ
2025/04/12 01:41

ステンシルは滲んでうまくいかず苦手意識がありましたが、toshihidemoriさんのおかげでうまくやれそうな気がします😁
丁寧なご説明、ありがとうございます🙏


toshihidemori
2025/04/12 13:44

ありがとうございます。
頑張ってください。

ダンボ
2025/04/10 22:31

とても参考になります!


toshihidemori
2025/04/10 23:31

ありがとうございます。
うれしいです。

小さな失敗のとき
小筆での細かな修正は更に難しいです。
大抵の場合は、やらなければよかったことになります。
十分に注意してください。

はっちゃん
2025/04/10 09:17

参考になります


toshihidemori
2025/04/10 10:05

ありがとうございます。
そのように言われるとうれしいです。
今日も朝ステンシルペイントを一つ仕上げました。
前日夜に木工ボンドで固定して今朝仕上げました。
一部チョークペイントが剥がれましたが、簡単な補修で大丈夫と思います。
一晩固定すれば、完全にシートは固定されて、にじみ出るところはなかったです。
注意が必要なのは
ベースを黒にすると、一晩寝かせれば木工ボンドのテカリが目立ちます。

さくら
2025/04/08 19:57

細かいステンシルは筆を使ってやるのですがたまに失敗するので今度試してみたいと思います❣️╰(´︶`)╯♡


toshihidemori
2025/04/08 20:35

ステンシルはかなり難しいものですね。
100%の成功はかなり難しいです。

ステンシルシートのカットされた形状によって塗料を塗り込んで離すときにくっついてシートの下に塗料が廻り込むことが失敗の原因のほとんどのケースです。

だから木工ボンドでシートを木材に仮止めすることにしました。木工ボンドは少し薄めれば接着力はかなり落ちますので、塗料を損傷することなく容易にはがすことができます。
薄めすぎると水分によって塗料が滲みます。また、木工ボンドを塗る量が多すぎると木材が全て吸収できないので、表面に白いボンドが残ります。
シートが浮き上がりそうなポイントを狙って薄く少量を伸ばしていくのが理想形です。

最近は成功率は8割くらいになりました。
いろんな条件がありますから100%は難しいのかもしれません。

toshihidemori
2025/04/08 19:06

今日の最高のものができました。
立体的なステンシルは確かに綺麗です。
2色、3色も版画の要領でできると思います。

キラ
2025/04/08 09:41

この間ステンシルしておかしくなってしまったのでやってみたい∼😉👍
ボンドが乾くまで待てるかですが✨


toshihidemori
2025/04/08 15:56

そうなんです。
待つことが大変なんです。
木工ボンドでシートを貼り付けて15分
塗料を塗って最低でも5分は待つ必要があります。
失敗すれば、
小筆で補修していくよりも、
思い切って、
表面を電動サンダーで、削り落として
ベースの塗装からやり直したほうが、
結局は上手くできます。

キラ
2025/04/09 09:08

わかりました。
次やるときはそうしますね😉
ありがとうございます✨✨

toshihidemori
2025/04/09 09:24

手順を間違えなければ、9割方成功すると思います。

失敗のパターンは
筆に洗った後の水分が残っているとき
木材面の凹凸が大きいとき
塗料が良くかき混ぜられていないとき
筆を粗く使ったとき
色に魅せられて水分の多い塗料を使用したとき
大体こんなところだと思います。

toshi
2025/04/08 08:50

綺麗に出来てますね。ステンシルやってみたくなりました。


toshihidemori
2025/04/08 15:51

ありがとうございます。
数えられないくらい失敗しましたので、その回数分やり方が分かってきました。
薄めた木工ボンドは明らかに有効です。15分も待てば、完全に密着してくれます。
薄める意味は接着力を弱めるのが目的ですから、薄めすぎると接着力が弱くなりすぎます。
表現が難しいのですが適度ということです。
木工ボンドを塗るのは、必ずシート側に塗ってください。木材に塗れば、ステンシルペイントの文字のエッジがぼやけてしまいます。
手順を間違えなければ、必ず上手くできます。頑張ってください。

toshi
2025/04/08 17:33

いつも教えて頂きありがとうございます

ぱんだ
2025/04/08 05:45

海外通販サイトって本当に色々と、ステンシル豊富ですよねー。
しかもボンド‼️乾くまでの時間が待てないなぁ。私……
画像の三段本棚…ジャストサイズでムダがありませんねー👏✨


toshihidemori
2025/04/08 07:29

その通りです。
おそらく元々中国で生産しているものですから、プリンターを持っている生産者がデザインをコピーしたものを出展しているのだと思います。コンピューターで記憶したデザインをプリンターでカットしていくだけですので、カットができるプリンターがあればデザインをダウンロードするだけで、いくらでも作れます。
中国のテム、アリエキスプレスを利用するときはペイペイかペイパルを経由して支払うのが安全です。それでも購入履歴情報が流出します。購入者の住所氏名までは名簿業者に流れています。我が家にも来ましたが、郵送でキャッシュバックの無料プレゼントのお知らせの手紙が来ますので、それを無視しなければ詐欺にあいますので用心したほうが良いです。ネットにいろんな事例が出ています。
楽天でもアマゾンでも大差なくこのような件はあります。元従業員がデータ持ち出ししているのだと思います。
しかしステンシルシートが驚くような価格で手に入るのは魅力です。1枚が100円以内、高くても200円で購入できます。
ただその内の何割かは、シートが輸送途中に折れ曲がりクセがついています。それは直ぐに返金交渉すれば直ちに対応してはくれます。曲がったシートを無理に使用すれば、必ずシートの裏に塗料がまわり失敗作になりますので、もったいないと思わず処分したほうが良いです。
もし中国系の通販を利用されるとしても十分に注意して利用されるのが絶対に必要です。
実は、日本国内発送もあって国内下請けメーカーが横流ししている商品も見かけます。
私が思ったのは
3Dプリンターがあれば、デザインをコピーするだけで、誰でも作ることができますから
各ホームセンター、ディスカウントショップは版権のあるものしか対応していないのだと推測できます。