作品投稿

長ネジ先端研磨治具

長ネジを切り落としたとき、バリの出方や切り落とし方によっては、ナットに入っていかないことがあります。そこで偏芯しないように楽に研磨する治具を作ってみました。

当初は縦長に作っています。卓上ベルトサンダで削る際に、進入角度を斜め45度にしてあります。

電動ドリルに挟みながら回転させつつ研磨します。

研磨する際に、偏芯しないように中心を通る線を引いてあります。

一本の線で、6、8、10ミリの長ネジに対応できます(縦型なので)。

ところが、使っているうちにパプニング発生!

ドリルで開けた穴に、長ネジを通して回しているうちに溝ができてしまい、吸い込まれるように入っていくようになったんですね。すると卓上ベルトサンダに押し付けるかたちになり、火花の量が格段に増えました。

(ll゚Д゚)怖ァ・・

 

「これは危ない!」

と直径をやや大きくしてスペーサー(金属製の筒)を入れました。

 

これですぐ長ネジを手前へ戻すことができます。

また縦型では、卓上ベルトサンダの円形のサンドペーパーの高さを超えてしまったので横型にしました。

先を鉛筆のように尖らせることで、ドリルで長ネジ用の穴を開ける際に、間違いなく中心を穿つことができます。またバリ取りもできるので、ナットに入れようとして途中で回らなくなることもなくなりました。

\(^▽^)/

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1 件の返信 (新着順)

森の小さな工房さん、こんばんは
発明、すばらしい✨┗(`・∀・´●)


葵 ひよっこさん

ありがとうございます。
ギアを組み合わせて動力を直角に伝えることを試していますが、ギアに長ネジを通して両端を固定しないといけません。その中心をずらさないために(浅く穴を開ける)、先を尖らせた長ネジでマーキングするためにも役立っています。

なにより端材を消費できるのが嬉しいですね。
(^▽^)/