フレンチクリート作ってみました
工具の壁面収納といえば、代表的なのはフレンチクリートだと思うのですが、長い間、食指が動きませんでした。なにしろ木粉の漂う作業場です。フレンチクリートのように、工具が露出していると木粉を被ることになります。つまり、掃除が大変。
ヽ(゚◇゚ )ノ
疑問点もいっぱいあります。
並べたら壮観でしょうが、実用性はどうなのか? 工具を引っ掛けて吊るすなら、少し持ちあげて外すことになります。その時、土台まで外れないのか? 持ち上げて外すなら、天井付近は置けないことになります。持ち上げた時にぶつかりますからね。同時に床付近の壁にも置けないことになる。吊るした工具が接地するかもしれませんから。
さらにフレンチクリードなら、工具の置き場所を自由に変えられるというものの、そんなに頻繁に変えるでしょうか? たとえば、ガススプリングの椅子なら高さを変えられますが、高さを変えたことは年に何回あるのか? これと同じことにならないか?
などなど、思いつくままに挙げても、劇的なメリットを感じないんですよね。
ウーン (Θ_Θ;)
が、ともかく作ってみることに。
壁に直接、棚を作れない環境なので、支柱から作ることにしました。
棚は斜め45度に切り落として、引っ掛けられるように。



そもそも引っ掛けるためには、どんな形をしていなければならないのか? 重心はどこにあるのか? 安定が崩れる大きさはどの程度なのか? そんなことを試しながら作っていました。
下の写真は不安定な例です。後方へ落ちてしまいました。


結局、この作品自体は解体しました。
場所をとる、実用性が跳ね上がるわけではない、木粉を被る……などが主な理由です。
しかし、「ツールキャビネット(大型)」の背板には、フレンチクリードを反映させてあります。
「トリマー置き台」も「ジグソー置き台」も自由に吊るす位置を変えられます。
(とはいうものの、他の工具もあるので「自由に」変えられるわけではないです)

しかし、使っているうちに定位置というのは決まるものだと思っているので、位置を変えられることに対して、そんなにメリットだとは思わないんですね。
ただ作業終了後の保管庫と作業中の一時置き場(キャスター付き)があるなら、段取りとして「今日はこの工具とこの工具を使うから」と、必要な工具を移動させるためにフレンチクリードの仕組みを利用するなら、大いに利点はあると思います。
まあ、実際にやってみればいいわけですけどね。
この悶々とした悩みも解消されるでしょう。
作業台の上には工具を置きたくないので、「作業中の一時置き場」を作る構想を具現化するべく邁進中です~。
\(^▽^)/
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投稿を表示森の小さな工房さん、こんばんは
まずは作ってみよう、そして使ってみよう。そこからの進化、どんな展開が生まれるのでしょう。
いつも展開を楽しみにしておりますo(´∀`o