森の小さな工房
2023/08/14 22:03
アレンジアワード2023【六角穴あけガイド】
六角ボルトの頭を木材に埋め込みたいときがあります。
下のような製図用のテンプレートなら、たくさんの六角形が並んでいて使えそうなんですが、薄すぎるので危ないです。ヒビが入ったり割れるかもしれませんので。
(ll゚Д゚)怖ァ・・

そこで厚みを増やして、ノミやトリマーでも使えるように専用のガイドを作りました。
六角ボルトでよく使うのがM6、M8、M10サイズです。この3種は欲しいですね。
まず製図用テンプレートから輪郭をなぞって、ドリルで穴をあけ、頂点の部分をジグソーテーブルで削っていきます。これで角ばった六角形ができました。

では、テストをしてみましょう。
できたガイドを使って、板に輪郭を写してドリルで丸い穴をあけ、六角形の頂点付近の材の残った部分はノミを入れていきます。

六角ボルトの頭を埋め込むことができました。
この調子で他のサイズもやってしまいましょう。
その際に、六角形の中心がすぐに分かるように、アクリル板でガイドを作っておきました。


アクリル板を同じ大きさに切り落とし、六角形の対角線が交わったところに小さな穴をあけました。六角ボルトの頭と胴体でそれぞれ使うドリルの大きさが違うため、中心がズレないように先に小さな穴をあけておくわけです。
※M8サイズの六角ボルトの頭は、M14サイズのドリルで先に穴をあけておくと、ノミで削る部分が少なくて楽です。このM14サイズのドリルの中心をどこへ穿てばよいのか? そのマーキングのためにアクリル板のガイドを使います。
※ガイドの左上の穴は、ガイドを引っ掛けて吊るしておくための穴です。
というわけで、完成しました。
今後の活躍に期待できそうです~。
\(^▽^)/
その日のうちに改良。六角ビットにも対応できるように穴を増やしました。
ぶら下げて保管してます~。


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2
件の返信
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投稿を表示とても便利なガイドですね。
アクリル板との組み合わせが考えられていて、作業も正確に出来ますね✨
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示森の小さな工房さん、こんばんは
なんかもう、素晴らしいとしか言いようのない発明が山盛りですね┗(`・∀・´●)