乾燥用ラック
風通しがよく、小さなパーツなら大量に載せて運ぶことができ、大きさ(高さ)の異なるパーツにも対応して、乾燥させることができるラックを目指して、昨年の夏頃に作成しました。
トレーは出し入れ可能。
ひとつ飛ばしでトレーを出すことで、高さのあるパーツを置けます。
パッチン錠で合体でき、下のラックにはキャスターが付いています。


分離すると、手提げカゴのような感じで持つことが出来ます。
「ねこよけ」がちょうど2枚入るスペースで、この上にパーツを置いて乾燥させることになります。

拡張案として、引き出しを折りたたみ式にすることで、倍の広さのトレーも可能かな~なんて思っています。またキャスター同士のあいだのスペースがもったいないので、何か収納できるようにするとかいいかもしれません。
\(^▽^)/
と思っていたら、2022年12月現在、野菜やフルーツを乗せて乾燥させることにも使っています。まさか、こんな使い方をすることになるとは、思ってもみませんでした。
( ゚д゚)ォォ…
■作成編■
※ものすごく分量が長いので、はしょって書きます。
まず引き出しを作ろうとしました。4枚、4枚の計8枚。分離して片手で持てるようにして、作業場から楽に持ち出せることをイメージして作り始めました。
1✕4を4分割して着色し、トレーを作っていきます。




この時点で失敗に気付きました。
この8枚の板、合計すると8キロ近くになります。トレーだけで、8キロ。重すぎます。
( ゚д゚)ガーン!
片手で楽々~なんてできるわけありません。

というわけで、この8枚はボツ。使用しないことになりました。
その後、このトレーにつきまとわれることになります。
(なかなか消費する機会が巡ってこない)
気を取り直して本体を作っていきましょう。


トレーの再作成に入ります。
できるだけ軽くするため、プラダンを買ってきました。
両面テープで貼り付けていきます。


プラダンが曲がらないように木で支えます。
プラダンを受けるため、不等辺アルミアングルをすり桟の代わりに接合しました。アルミアングルには、トリマーで溝が彫ってあります。


分割して、キャスターが入るよう脚の高さを調整します。

プラダンを入れてテストしました。

持ち運びできるように、取手をつくっていきます。






取っ手は楽に動かせました。
上下のラックは色違いとしました。
ラック同士の合体でズリ落ちないように、ダボ木を打ち込みましょう。
上のダボ穴だけ、1ミリくらい大きめの穴をあけることにします。要は大きくズレなければいいのです。接合は、パッチン錠の役割です。

下からネジを差し込んで、ワッシャーとナットでトレーを固定しました。

というわけで、完成です。
キャスター付きなので、合体しての移動もとても楽です。

実は、これにはプロトタイプがあります。
厚みが全然違いますが、少ない知識と低い技量で、もがいていました。懐かしいですねー。結局、プロトタイプは日の目を見ることなく、今回の作品が完成することになりました。
( ゚д゚)ォォ…

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投稿を表示素敵です❗️
干しリンゴや干しいもを作っている私には、うらやましい作品です😆🎵🎵