ネコ脱出防止用の戸車付き引き戸(フェンス)
ネコが網戸を破って外へ出ないよう、引き戸を作って取り付けました。
ホムセンで買ってきたフェンスを木材で囲んであります。

レールの上を走らせて開閉可能。引き戸を取り外すこともできます。
これでネコが外へ出ることもなく、風通しをよくすることができました!
\(^▽^)/
■作り方(長文になります)
実は、一度作成に失敗しています。
フェンスだけを固定しようとしたのですが、窓との隙間がふわ~っと空いてくるんですよね。
木材でフェンスの周囲を囲んで、しっかりした構造にしないといけないなと判断しました。

端材を探して必要な長さに連結開始。
これは色見本を解体したものを使っています。



クランプの長さが足りないので、木材のつなぎ目の手前に当て木を固定して、その当て木を締め付けることで接合しようとしています。
この材を真っ二つに切って、フェンスの入る溝を作る予定でした。が、引き戸を開閉しているうちに、パキッと分解しそうなので、新品の1×4を買ってきました。
(この材は後で、引き戸を走らせるレールを入れるために使用します)



丸ノコを走らせて溝を作っていきます。
塗装してある2×4は、使わずじまいの材で、今回は丸ノコを安定させる土台として使っています。
それにしても切りにくい。
市販のガイドを使いましたが、大きすぎて使いづらいです。
専用のガイドを作ったほうが良さそうですね(と、メモをしておきます)。
ウーン (Θ_Θ;)


丸ノコガイドを当てて、真っ二つにしました。
先端が反っている~。( ゚д゚)ハッ!
このまま続けて大丈夫なのか? 少し心配です。
別の1×4を使って、フェンスを囲む上下の材を仕上げていきます。



上下の材にもフェンスをはめ込む溝を彫ってあります。
仮組みしてみました。
接合断面はこんな感じ。うーん、開閉しているうちに外れそう。心もとないですね。
後で薄い板を貼り付けて、補強しておきましょう。
(´・ω・`)

戸車の固定に進みます。
戸車を入れるための穴をあけたのですが、計算ミスをしていたことに気づきました。
( ゚д゚)ハッ!
車の両脇にある金属の厚みを入れていなかったんですね。カウントすると、彫った後の木材の左右の厚みはそれぞれ2.5ミリになります。
「専用のガイドのないまま強行すると失敗するなー」と判断したので、真横から彫ることにしました(同一線上に戸車の中心が来ないと、レールに乗らないので)。


穴を左右に拡張して、ようやく戸車が入る状態にできました。
ここから塗装に入ります。


自然塗料のリボスオイルを使用しました。
ウォルナットで塗ろうとしたら、なんと蓋が開かないっ!
そんなわけで、チークを使用することに。なんでこんなことになるんだ?
(゚Д゚)ハァ?

戸車を接合していきます。
当て木に押し付けるようにして、接合。こうして戸車の中心が同一線上に来るようにしました。



カバーの薄い板を取り付けます。
戸車を隠すことができるうえに、この薄い板を通して、フェンスを囲む木材も固定していきます。開閉中に外れることはなさそうです。
\(^▽^)/

レールは以下のようなものを使用しました。
戸車の形に対応したレールです。


このままでは引き戸の高さが足りないので、1×4を連結して拡張します。
リボスオイルのウォルナットの蓋を開けられたので、色違いにしましょう。


この状態で引き戸の高さは、少し大きめに作ってあります。
床の上に乗せた1×4の高さ、そこから出ているレールの高さ、引き戸とレールの隙間……これらの合計がどれくらいになるのか分からないので、後で測って切り落とす予定です。
それでは引き戸をはめ込む上に位置する材を作っていきます。
1×4の端材を連結してきます。
ネジ穴やくぼみを見つけたら木工パテで修正していきます。



戸車用に作った穴は使わないので板を貼り付け、その上からマステを貼り付けておきました。

レールを埋め込む板、そして引き戸をはめ込む板の塗装に入ります。
レールを埋め込む側は自然塗料を使います。
(下の2枚の写真、木材の位置が入れ替わっています。1枚目の下の木材が2枚目の上の木材です)


レールを適切な長さに切り落として、埋め込みます。
急遽、トリマーのストレートガイドを取り寄せ、専用のガイドを作りました。


ハンマーでレールを叩くとうるさいので、クランプで締め付けることで溝に入れました。音が出ないので近所迷惑にならなくていいです。
これでメインの作業は終了です。

レールを乗せる板をスリムネジで床に固定。マジックの跡が残ってしまいましたね。
「塗装したら分からなくなるかな~」と思っていたのですが。引き戸の真下あたりで切り落とすことも考えましたが、はめ込んだレールが溝を広げようと力が掛かっているので、「割れるかも知れない」と考え直してこのままにしました。
引き戸を開けられないよう、強力なマグネットを入れてあります。
これで隙間なく閉じることができました。


引き戸は脱着可能なように、少し高さを短くしてあります。
はめ込み固定用の材は、連結した1×4から幅20ミリを切り落としました。
「接合部分から、ポキポキ外れるんとちゃう?」と思っていたら、案の定、外れました。
( ゚д゚)ガーン!
そんなわけで、4本の接合に8本のスリムネジを使って固定しています。
内側に色見本として作った塗装が残っていますが、パッと見、気にならないのでこのままで。

というわけで、ようやく完成しました。
トラブルもありましたが、けっこういい作品に仕上がりました。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
\(^▽^)/


ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示すごく難しい工程ですね💦
よくぞここまで✨
スッキリしていて、使い勝手も良さそうです🎵
お疲れ様でした
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示出来上がったんですね🤩
メチャオシャレで素敵です❣️
マグネット🧲ナイスアイデア💡
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示森の小さな工房さん、こんにちは~
感激のねこちゃん脱走防止作品✨
みごととしか言いようがありません┗(`・∀・´●)
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示脱帽〜です。
私も猫が玄関から出ないようにドア?を作ろうと奮闘中ですが、何せ知識がなくあるものでなんとかならないものか?
板を何とか工夫して〜😂
本格的とは程遠いものになりそうです…
猫ちゃんの後ろ姿可愛い💕ですね。