差を織る 【さをり織り】
■作品内容
機織りのひとつ
【さをり織り】で織ったストール
【さをり】は『人と違うことは素晴らしい』=『人との違い、差、自分だけの個性』を織物に織り込んでいく、『差異を織る』というのが由来。
どんな作品が出来上がっても全て素敵で素晴らしい。
それが、創始者、城みさを氏の想いです。
■こだわりポイント
①茶色の方が初作品。
②青、紫、グレーベースが2作品目。
①茶色の方は綿みたいなモコモコしたものや太い毛糸、逆にとても細い糸、他の人が使って残ったもの等、とにかく目に付くちょっと珍しい物をどんどん織り込みました。
陶芸をしているからか、やっぱり立体感を出したくなるみたいで、見た目も手触りもボコボコぽこぽこしているものが出来上がりました。
サイドは敢えてキレイに処理をせず、切りっぱなし、織りっぱなしに。
秋冬にこれを巻くと、服がシンプルモノトーンでもかなり個性的な印象になるのでお気に入り。
因みに、見た目もほっこりあたたかみがありますが、実際に巻いても本当にあったかいです😊
②青、紫、グレーベースの方は手触りではなく、色重視で糸選びをしました。(この3色は私の好きな色)
糸の太さも大体同じものを選んだので、サラリ&しっとりとした質感に仕上がりました。
クールな色合いなので、これ1枚あるだけで大人っぽく見え、女性は勿論、実は男性にも似合っちゃいます。
父親に貸したことがあるのですが、とても似合っていて本人も「これ、オシャレでいいなぁ!」と相当気に入っていました😁



この他にも白、ベージュ、ゴールドベースで超軽量糸で織った春用のロングストールと大きな暖簾(冬用)も織りました。(暖簾は母のリクエストだったので実家で使用してもらっています✌)
さをり織りは陶芸と同じで、時間を忘れて黙々と楽しく心地よく手を動かすことができる素晴らしいアートだと思います。
さをりの教室は数としては決して多くはないかと思いますが、皆さんも機会があれば是非一度体験してみて欲しいです!
私もまた通いたいなぁとこのストールを見る度に思います。
何なら織り機買っちゃう?!
陶芸との二刀流もアリなんじゃ?!
何てことを思ったりもしている今日この頃です(笑)
※【さをり織り】ウィキペディアより↓
均一性や規範に依存しない自由な織りを旨とし、織り手の感性、偶然性、不揃いを肯定する思想と実践を中核に持つ。「布を織るのではなく、自分を織る」という標語で知られ、教育・福祉・地域文化活動にも広がった。