熱中症予防!体を冷やすなら「手のひら」
効果的な冷却法とは?
★暑い日には冷えたペットボトルを手に握ろう。
★適温は15℃前後(冷蔵庫や自販機から出た直後は約5℃)。15分ほどは効果が持続!
★手のひらにはAVA(動静脈吻合[ふんごう])という特別な血管がたくさん!普段は閉じているが、暑くなると開通して放熱。体温を下げようとする。
熱中症予防に!体を冷やすなら「手のひら」
進化の名残!
手のひらはラジエーター‼
その秘密は、AVA(動静脈吻合)と呼ばれる特別な血管にありました。
AVAとは動脈と静脈を結ぶバイパスのような血管で、普段は閉じています。
ところが体温が高くなってくるとAVAが開通し、一度に大量の血液を通します。
そうすることで熱が放出され、冷えた血液が体に戻っていくのです。
手のひらはまさにラジエーター。
この機能は人だけでなく、イヌやサルなど哺乳類に共通して備わっています。
哺乳類では毛のない手のひらや足の裏、頬にAVAが多く分布し、そこから熱を放出する仕組みが進化したと考えられます。
なぜなら、毛に覆われている部分からは熱が逃げにくいから。
人間には体毛が少ないですが、そういった体の仕組みがそのまま残っているのです。
「首・脇の下・そけい部」を冷やしたときよりも、AVAの多い「手のひら・足の裏・ほほ」の3点を冷やしたときの方が体温を低下させる、という結果が得られました。
最も効果があったのは冷えたペットボトル。
保冷剤など冷たすぎる刺激だとかえってAVAを閉じてしまう可能性がある!
AVAを最も効果的に働かせるには、15℃ほどの温度が最適とのこと。
冷蔵庫から出してすぐや自動販売機で買ったばかりのペットボトルは温度がおよそ5℃と少し低め。なので、しばらく時間がたって適温になったものがおすすめ。効果が長引くことも期待できます。
熱中症予防には他にも様々な対策があります。
それらもうまく使って、暑い夏を乗り切りましょう🌝
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投稿を表示アールグレイさん、博識ですねー🤩
熱中症予防には、ペットボトルで手のひら🫲を冷やすといいんですね
✌️
これから暑い日にはやってみます✌️