CAINZ DIY Square

作品投稿

daedalus.
2025/04/14 01:35

さて、事後報告です。

こんばんは。

その後の顛末、報告にまいりました。

 

先の投稿のあとに、アイボルト取付・ものによって穿孔作業などしていた訳ですが。

…はい、やらかしました。完成品は6個、残り5つは失敗となったのです。

完成品は、こちら。

上4つはバードコールとして無事に鳴り、『概ね』完成。流木棒材カットのものです。

では、『概ね』とはどういうことなのか。

 

アイボルト取付穴が傾いたり、アイボルトじたいに歪みがあり真っ直ぐついていないのです。

完全な状態が100点なのだとしたら、このバードコールは78点くらい…かな。80点はいかない。

 

下2つは、元よりペンダントトップにしようと考えていたもの。こちらは、勝手知ったるところなのでまぁ完成品。100点中、85点。まだ、蝋引きしていないですからね。

 

さて、問題はこのあと。まずは、ご覧いただきましょう。

『素材じたいに樹脂分があるワイン箱端材なら、綺麗に鳴るバードコールができるのでは?』との予想は、見事に外れました。

全く鳴らない。ねじを回せど回せど鳴らない。しゅしゅっ・という摩擦音すら鳴らない。なんでやねん‼︎

そして、銘木端材(クスノキ)。こちらも同じ状況、全く鳴らない。材が硬ければ鳴るのでは?との読みも、ダメでした…

流木(原型維持)は、最初ちょっと摩擦音は鳴っていたので『これは…いけるか?』と思っていたのですが…回せは回すほどその音は小さくなり、静かになっていきました。

 

な ん て こ っ た ‼︎

 

まぁ、鳴らないのは鳴らないで仕方ないし、その経験は情報として得られたものとなるのでまだ良いのです。摩擦が大きくなれば鳴るのかな…と思うので、ロジンを当てて再テストしてみようと考えています。

 

お話にならないのは、流木原型維持(乾燥風化品)。

どうにも艶が出なかったので、蝋引きしてペンダントトップにしよう…と考えてストラップホールをあけたのですが。

最初の0.5mmドリルで下穴をあけたまではよかった。そこまではよかったのです。しかしこの後。

 

1.5mmドリル使用。

『ん…なんか、妙に穴あけが軽いな?』

2mmドリル使用。

『あれ、これ2mmドリルビット使ってるよな?』

 

裏返して、確認。

反対側、穿孔部が崩壊。

 

orz

 

どうやら、風化した段階で内部に空隙が生じていて、素材強度が極度に弱くなっていた模様。

そりゃないぜ…‼︎

 

11個中、自信満点で完成したもの、ゼロ。

もう、笑うしかない。

いやはや、ダメだったかー‼︎うん、しょうがねぇ‼︎次がんばる、次こそは‼︎そう思わなきゃ、やってらんない。世の中、そうそう簡単にはいかないものですね…合掌。

 

とりあえずまずは、報告まで。

今回は、失敗事例の報告となりました。

 

いろいろ分かったことは多くあるので、これを踏まえて次は失敗せぬように…

クラフト、邁進してまいります!

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6 件の返信 (新着順)
みんと
2025/04/14 22:10

見た感じ、とっても綺麗なんですが…それだけじゃない世界があるのですね〜💦
自然の素材は難しいけど、そこが楽しいところでもありますね🎵
またの報告を楽しみにしています✨


daedalus.
2025/04/18 02:00

こんばんは。コメントをいただき、ありがとうございます!
お返事、遅くなりまして申し訳ありません…。

お褒めのお言葉をいただき、まずはありがとうございます!
見た目がきれいに仕上がっていても、これはバードコール…鳴らないのでは本来の目的を達成できていないので、うまくゆかなかった5本はまぎれもない『失敗作』なのです…。
作り直して自分用のアクセサリーにすることはできるかもしれませんが、失敗作として出来上がってしまった以上、仮にも人に渡すなどということは自分の中で納得がいかないのです。
木材というのはやはり自然素材、ひとつひとつ違いがあって同じものというのは世界に一つたりとてない。それが難しさではありますが、言い換えれば唯一無二という魅力でもあるのです。ただ、その難しさを克服して完成品が仕上がった時には愛着もありますし、もともと誰かに渡そうと思って作っていたものすら手放したくない衝動が襲ってくる瞬間があるのが、悩ましいところではあります。

過去に、一つの木材を2つに切り分けてアクセサリーを作ったことがありました。横に並べると、木目の流れがつながる。世界でたった一つの、ペアアクセサリー。僕とパートナーで1つずつ持っています。こんなことができるのも、また木材の魅力なんだと思います。
まだまだ、想定ばかりで手がついていないこともいっぱい。新しい試みも、いっぱい。新しい発見を、お届けできたら幸いです。そのためにもまずは、クラフト技術の向上が必須だと思っています。
次の記事もまた、お読みいただけたら嬉しいです!ありがとうございます♪

ぷぅ
2025/04/14 09:06

どれも美しい仕上がりで、全然失敗に見えなかったりしますが😊💦


daedalus.
2025/04/18 01:40

こんばんは。コメントをいただき、ありがとうございます!
お返事、遅くなりまして申し訳ありません…。

お褒めのお言葉をいただき、ありがとうございます!
このバードコール…のみならず、ほかの作品でもそうなのですが、写真を撮って確認すると線傷や細かな色ムラは目立たなくなってしまうのです…。どうやら、これはiPhoneのカメラ付帯の機能の『自動修正』の影響もありそうなのです…きれいな写真を撮りたい場合にはこの上なく役に立つ機能ではありますが、このような『物撮り』で詳細や傷・瑕疵などをつぶさにしたい時にはそれがネックになる。きれいなポイントと失敗したポイントをちゃんと伝えたいのですが…何度試しても、なかなかうまくはゆかないのです。作った作品、そしてこの記事を読んでくれる方や…いつか販売する時が来たら、そのページで作品を見てくれる方にも、正直でいたい。それがうまく伝わらないことが、いま若干の心苦しさとなっています。
例えば完璧に仕上がったとして、それが写真映りが良くなくても構わない。作品を実際に目にした方、手にした方が残念な思いをしないように作りたい!!その一念で、また僕は作品のクオリティを上げるべく奮闘するのでしょう。
日々研鑽、しっかり頑張ります!!

Nae
2025/04/14 08:44

とても丁寧に作り込まれていてすごいです!✨️私にはどれが失敗なのか分かりませんが、究極を追い求めて頑張って欲しいです😊🌟


daedalus.
2025/04/18 01:23

こんばんは。コメントをいただき、ありがとうございます!
お返事、遅くなりまして申し訳ありません…。

まずはお褒めのお言葉をいただき、ありがとうございます!
僕は何かものを作るとき、ふいに亡き父親が言っていたことを思い出します…
『何か作るとなったら、中途半端になんかはするな。作ったものには気持ちが宿る、それを渡した人にもその気持ちは伝わるんだ。まあいいや・で作ったら、せっかく作ったものも大切にはしてもらえないぞ。』
クラフトをする時、僕が丁寧に作りたいと思うのは…それを手にした人に、笑ってほしいから。中途半端な妥協作では素直に喜んではもらえないような気がしてしまうのです。
父親は、こうも言っていました。
『完璧な人間などは、いない。しかし、完璧を目指すことはできる。100パーセントが無理なら、99パーセントを目指せばいい。そこまでいったら、99.9パーセントを目指せばいい。』
僕は99.9パーセントはおろか、99パーセント…もまだまだ遠く、50パーセントもいっていないように自認しています。まだまだ程遠い『究極』ですが、逆を言えばまだ伸びられる。くさらず諦めずに邁進してゆきます!

Nae
2025/04/18 21:20

お返事、ご丁寧にいただきありがとうございます🌟
妥協しないこと、大切ですよね。子どものときは損得なんか考えず、自分の納得いくまでじっくり時間をかけて取組んでいましたが、大人になるにつれ妥協が当たり前になって、つまらないですね。完璧はむりでもベストは尽くしたいですね☺️

Toko
2025/04/14 07:49

 バードコールってどんな木材でもいいのかと思ったら、そうでもないのですね!
 むかし息子が小学生の頃に、どこかの体験で作ってきました。無垢の四角い木材に、丸いボルト?がついているもので、結構それらしくなっていましたね。
体験として準備されていたものなので、ある程度なりやすいもの?経験からこれなら!という木材が用意されていたのかもしれませんが…

でも、すごいねー、本当にとりみたいだねーと喜んだことありました😆


daedalus.
2025/04/18 01:07

こんばんは。コメントをいただき、ありがとうございます!
お返事、遅くなりまして申し訳ありません…。

息子さんがバードコールを作る体験をされたことがあったのですね。自然と人間との距離が遠くなりつつあるこの世界で、その体験はさぞ大きな発見にもつながったことでしょう…!
当初、バードコールを作る際にいろんな方の作成記録や体験談を拝見して参考情報にしていましたが…やはり、鳥さんたちはバードコールの音を鳴き声と認識してはいるみたいですね。だんだん暖かくなり、鳥のさえずりも美しく響く季節になってきました…いつかのそのバードコールを片手に、ふらっとピクニックなども楽しそうですね♪

作るとなると、条件としてはいくつかあるみたいですが…含水量の少ない材を使い、その繊維が密に詰まっていること、さしあたってはそれが良く鳴るバードコールになるようです。今回使ったワイン箱の端材はカビが出ることもあったくらいですから、恐らくは乾燥が不十分か、または湿気を吸い込んでしまっていたことが鳴らない原因にあったと思います…。木材は水気を吸いやすいものと吸いにくいものがあるので、その辺りの見極めが甘かったのでしょう…。

これに懲りず、バードコールだけにとどまらず、クラフト技術を『磨ける』よう頑張ります!

ゆこゆこ
2025/04/14 07:32

お疲れ様です
頑張ってくださいね


daedalus.
2025/04/18 00:54

こんばんは。コメントをいただき、ありがとうございます!
お返事、遅くなりまして申し訳ありません…。

もうかれこれ、数年間にわたりこまごまとアクセサリーを作ったりしていますが…その中で、考えれば考えるほどに世界は広がり、作ってみたいもの・やってみたいことはどんどん…それこそ、ビッグバン後の宇宙かのように現在でも広がり続けているのです。できることが増えると、『ならば、これはこういうことができるのではないか?』とアイディアは際限なく出てくる。すでに先人が作っているものもありますが、その先人が着手しなかったこと・もしくは着手したけれどできずに終わったこともまた星の数ほどあるはずなのです。
人がそれぞれ違う思考を持ち、違う視点があるならば僕だけの視点もきっとあるはず。僕だから見つけられる可能性を探して、今回のこの失敗を糧に頑張ります!
ここで折れてちゃ男が廃る!!…なんて柄ではありませんが、自分が納得しないままにピリオドを打つにはどうも、なんだか不完全燃焼で後味悪いのです…。
まずは、いけるところまでしっかり頑張ってみます!

じゅんちゃん
2025/04/14 06:01

大変な作業🌀
頑張ってくださいね!!


daedalus.
2025/04/18 00:42

こんばんは。コメントをいただき、ありがとうございます!
お返事、遅くなりまして申し訳ありません…。

この作業、なかなかに大変ではありますが製作途中は『どんな感じに仕上がるのだろう』と楽しみが大きく、ついつい時間を忘れてしまうこともしばしば…。
ギャンブルは僕は好きではないですが、最後の最後までどうなるか分からない『賭け』の要素も、この作業が好きな理由のひとつだったりします。
それでうまくいったら、その達成感はひとしお!!
今回は失敗に終わりましたが、この経験は記憶と情報となり次に繋がる。何かをするにあたって、下積みとなるものがなければなりません…
次は、もっと上達してしっかりしたものをお見せできればと思っております!

不撓不屈、頑張ります!

じゅんちゃん
2025/04/18 04:12

ご丁寧にお返事頂き恐縮です😅
次回を楽しみにしていますね!!