2024/06/23 21:30
【新・ニラ醤油麹日記(第5話・二つの瓶:中編)】
大きな瓶のように、その全てを納めることはできないかもしれない。
いや、たとえその2つの瓶に全てが納まり切らなかったところでどうだというのだ。ニラも、麹も、少しくらい残ったていいじゃないか、他にも使えることがあるんだし。
50円にまで値が下がっているニラも、そう傷んでいるようには見えない。
「今日中に使ったら大丈夫やろ。知らんけど。」
…知らんけど、というのは、ある一定地域で頻繁に使われる、無責任に何でもOKにしてしまう、危うい媚薬のような言葉だ。この媚薬を口にしてしまった以上、らんらんとて理性が働く余地などない。
タガの外れた心が赤裸々に叫ぶ。
嗚呼…!すれ違いなんてもうたくさんだ!
今、この手を離してはいけない‼︎
運命なんてこの手で変えられる!
変えてみせる‼︎
そんな声に支配されたかのように、らんらんはワゴンにあった2束のニラを、寸分の迷いもなくカゴに入れた。
そして
「私は運命に勝った」
そう、強く、実感した。
たが、媚薬というのは時に人を狂わせるものだ。甘い勝利に酔いしれたらんらんは、この時、あることを見落としている自分に全く気付かないでいた。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示糀とニラの愛❤️さえあれば駆け落ちだってできちゃうね😆知らんけど🤣
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示知らんけど🤣知ってる😍
関東では使わない😅てか使えない💦
(心のなかではいつも言ってるけど)
ニラ掴んだか✨👍掴んじゃったか😁
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示そのある事とは!!
気になるぅ〜😆
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示包容力のあるネギの優しさに包まれ、一度は諦めようと決心したニラへの想いも、いざ本人を目の前にするとどうしても揺らいでしまうのね。
どうする?らんらん。
今ならまだ間に合うはず!知らんけど。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示